蛍光灯の販売がなくなります。
「水俣条約」の第5回締約国会議で水銀を使用する蛍光灯の製造と輸出入が、2027年末までに原則全面禁止となることが合意されています。
蛍光灯の製造が禁止される理由は、製造に使用される水銀が水俣病の原因となる可能性があるためです。この病は、工場からの排出水に含まれるメチル水銀化合物を吸収した魚を人が食べることによって起こされる神経疾患です。
蛍光灯は、物流コスト、人件費高騰、物価上昇などを理由に生産終了や値上げが進んでいる状態です。現在製造している主要メーカーはパナソニック、東芝ライテック、ホタルクスです。3社ともに値上げ率80%にもなります。